2024年3月17日、ようやく第3回懐古スタンダード開催できました!
お待たせしたみなさま、すみませんでした!

今回は9名様にお集まりいただきました!
デッキ分布は以下の通り。

パンデモノート
ゴブリン招集
アネックス・ワイルドファイア
緑黒エルフ
青黒フェアリー
青黒フェアリー
青赤ルーン炎
バントミッドレンジ(RTR+ISD)
ジェスカイドレイク

古の文献で見たことがあるデッキから、見たことがないデッキまでお持ち込みいただきました!

今回は予選4回戦とTOP4で決勝ラウンドを実施しました。
予選ラウンドの様子をご覧ください。


今回の「あー!あったねこんなの!」第一号。
《併合/Annex》された瞬間に全員がデッキを悟ったのが伝わりました。


無人の野を駆ける《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》。
除去が飛び交ったとかではなく、あまりに早いターン過ぎて無人の野でした。


部族対決その1。緑黒エルフとゴブリン招集、どちらも時代を築いた人気デッキでしたね。


《吠えたける鉱山/Howling Mine》と《神話の水盤/Font of Mythos》、そして《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》。
いったい何枚引けばいいんだ…、そしてこれから何が起こるんだ…?
(このあと、《ルーン炎の罠/Runeflare Trap》が襲い掛かったりするも、
《スラーグ牙/Thragtusk》と《修復の天使/Restoration Angel》の前に屈したようでした。)


ジェスカイドレイクが今回一番"若い"デッキでした。
とはいえ、これも大体5年前くらいがスタンダードのシーズンだったようです。
結構最近じゃなかったっけ…?


2ターン目《苦花/Bitterblossom》vs2ターン目《苦花/Bitterblossom》。
予選でも決勝でも同じ展開でぶつかってて、やっぱ《苦花/Bitterblossom》出したいよね~と頷いていました。


今回一番大声が出てしまったポイント。
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》は《絡め汁/Tanglesap》で止められない!

そういえば、今回の大会はレトロスリーブがとても映えるイベントでしたね。
こういうアイテムが一番輝くのは懐古スタンダードだったりミドルスクールだったり、そういう大会なのかも知れません。

さて、9名様参加だったのでスイスラウンド4回戦の後にTOP4での決勝になりました。

決勝ラウンドに勝ち進んだデッキは以下の4つ!






緑黒エルフvsゴブリン招集、青黒フェアリーのミラーマッチが準決勝でした。
ローウィン期に迷い込んだオンスロート。そもそも今日は2024年3月。

3/4のデッキに採用されている《思考囲い/Thoughtseize》を有するローウィンってカードめちゃめちゃ強かったんですね~!
ゴブリンにも《強迫/Duress》が入っているのが目を引きます。
やはり1マナのハンデスというのは強力で、《強迫》の登場は時代の変わり目だったのかな~という話がスタッフ間でも盛り上がっておりました。


試合の方を見ると、エルフvs招集は見事に《総帥の招集//Patriarch's Bidding》を決めてゴブリンが勝利するゲームもありましたが、《思考囲い》と骨太のエルフ達による圧力によってエルフが勝利。


フェアリーのミラーマッチは、《苦花》を置きつつの瞬足タイミングの攻防を経てスイス3位の方が勝利となりました。
お互い予選ラウンドでも当たっており、予選決勝共に終わった後はツラそうな表情でした。
現代のカードではここまで複雑かつタイミングの多いやり取りは中々見られないでしょうし、このやり切った感も納得でした。

そして決勝、緑黒エルフvs青黒フェアリー。
ローウィンの時のスタンダードが令和6年に帰ってきてしまいました。


《タルモゴイフ/Tarmogoyf》vs《苦花》に除去や手札破壊、打消しを絡めたやり取りが続きます。
対応力のあるフェアリーですが、《タルモ》や早いターンの《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》による圧倒を防ぎきるのは難しかったようです。

結果、決勝戦は2-1で緑黒エルフが勝利。
第3回懐古スタンダードの王者は、2008年頃からやってきた緑黒エルフに決まりました!
おめでとうございます!


今回も良いデッキ、良いシーン、味わい深い思い出話をたくさん見聞きできました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!